男は日焼けしていた方が、健康的でかっこいい。
スポーツで、肌が焼けている男性がモテる。
だから、日焼け止め塗らないよね。
こんな価値観で生きていた学生時代。
自分の肌の白さが嫌で、日サロ専門店SOLEに通っていた私です。
そんな日から15年ほどの月日が経ちますが、今は日焼け対策をしっかりするアラサーになりました。
紫外線対策をしない男性も多いと思うので、なぜ紫外線対策を必要なのか、本記事で紹介させてもらっていますのでご活用ください。
目次
肌老化の8割は紫外線
画像:All About
この写真見たことありますか?
双子の写真なのですが、同じ年なのにも関わらず、大きく見た目に差がありますよね。
右側の女性は、紫外線にあたる機会が多く、タバコを吸っていた人
左側の女性は、紫外線にあたる機会が少なく、タバコを吸っていない人
こんなに変わるとは恐ろしいものです。
肌老化の8割は、紫外線による光老化と言われている理由がわかります。
「今は、紫外線の影響が肌に出ていないから大丈夫でしょ〜」という考えが、年を取った時に後悔することになるかも、、
GACKTは日焼けしない
あのGACKTさんは、水分をしっかり摂ることに加えて、日焼けをしないように徹底されています。
.@arohakirari まずは、しっかり水を取ること。水分じゃなくて、水だ。肌の水分量が減ると、細胞が再生しづらくなる。つまり、シワやクスミの原因になるんだ。そこをしっかりキープすれば随分変わる。後は、日焼けをしないこと。日焼けすると極端に、肌の水分が奪われるんだよ。
— GACKT (@GACKT) September 4, 2011
紫外線対策をしていない男性が多いと思いますが、それは紫外線に対する知識がないからだと思います。
まずは、紫外線の種類と影響について知ろう
紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があります。
A波は、波長が長く、真皮まで届くので、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみを引き起こします。
一方、B波は、表皮に炎症を起こし、細胞を傷つけます。
傷つけられると、細胞内にあるDNAを守るメラニン色素が作られ、それが肌を黒くし、やがてシミやそばかすとなってしまいます。
生活紫外線と言われるUV-A
UV-Aは生活紫外線と言われ、日常生活で知らず知らずのうちに浴び続けるうちに、お肌へのダメージが少しずつ蓄積されていくのです。
また、オゾン層を通り抜けやすく、常時、UV-Bの20倍以上も地上に降り注いでいます。
さらに、厄介なことに、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日や家の中でも対策が必要です。
・しわ・たるみの原因
・肌を老化させる95%がUVA
・年中降り注いでいる
レジャー紫外線と言われるUV-B
一方、UV-Bは、レジュー紫外線と言われ、日やけの主な原因です。
波長が短い分、オゾン層や雲に阻まれ、地上に到達する量は全紫外線量の約10%と少量です。
しかし、UV-Bはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、シミやそばかす、皮膚ガンの原因になります。
・日焼けになる
・UV-Bは少量だがエネルギーが強い
・シミやそばかす、皮膚ガンの原因
紫外線は、曇りの日も雨の日も降り注いでいる
画像:資生堂薬品株式会社
紫外線対策をこれから始める人に知っておくべきことが、曇りの日や雨の日も紫外線は降り注いでいるということ。
街中で「曇りの日に日傘さしている女性を見かけたことあると思いますが、「なんで曇りなのに、過敏になりすぎてない?」って思っている男性多いと思います。
曇りの日や雨の日だって、特にUV-Aが地上に降り注いでいるからです。
「今日は晴れていないから紫外線大丈夫っしょ」は間違った認識です。
紫外線の月別推移
紫外線がやばいのは、夏だけではない
画像:資生堂薬品株式会社
1年を通して、紫外線の量が多いのは、7、8月ですが、実は5月も多い!
夏前からすでに紫外線の量がやばいことになっています。
そして、1年を通して紫外線は降り注いでいるので、毎日紫外線対策が必要なんです。
紫外線対策の日焼け止めを塗るのは、歯磨きと一緒で毎日やること。
紫外線対策
では、紫外線対策ってどうすれば良いか。
日焼け止めは基本毎日塗るの一択です。
日焼け止めには、
・UV-A波に対する防御能力を示すPA(Protection grade of UV-A)
・UV-B波に対する防御能力を示すSPF(Sun Protection Factor)
が表示されています。
PAは+~++++の4段階、SPFは最大50まであり、+の数が多いほど、SPFの数値が高いほど、ダメージを防ぐことができます。
SPFは、日焼けを起こすまでの時間を何倍に延ばせるかの目安となります。
例:普通肌の人は、日焼けするまで25分とする。
SPF24を塗った場合、SPF24×25分=600分=10時間日焼けになるまで時間を伸ばすことができるというもの。
・日常生活:SPF20・PA+~++
・屋外でのスポーツなど:SPF30~40・PA+++
・マリンスポーツなど:SPF50・PA++++
なお、PAやSPFが高ければ安心ではなく、2~3時間おきに塗り直すことの方が紫外線対策として重要です。
まとめ
今まで、紫外線に対して何もしてこなかった男性が多いと思いますが、今から対策することで、将来年をとった時に後悔しなくて済むと思います。
・紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)がある
・UV-Aは波長が長いので、肌の真皮まで届き、しわやたるみの原因になる
・UV-Bはエネルギーが強く、日焼けになる原因
・曇りの日、雨の日、月関係なく、1年を通して紫外線が降り注いでいるので毎日紫外線対策をする必要があること
・日焼け止めには、UV-A対策のPA、UV-B対策のSPFの指標がある
・日焼け止めは数時間おきに、塗りなおすことが大切