これから、スキンケアをきちんと学んでやってみようと思っている、男性の方に向けた記事です。
・毛穴が広がっている
・肌乾燥して、粉が吹いている
・唇がガサガサ
・薄毛が気になる
男性も女性と同じように見た目に対して様々なトラブルをかかえています。
でも、女性に比べてスキンケアをする情報や商品が圧倒的に少ないので、どうすればいいのか分からず、スキンケアをしていない人も多いと思います。
そんな男性でも理解しやすいように、本記事ではスキンケアに関わる基礎知識を纏めています。
スキンケアに対しての基礎知識をしっかり身につけて、自分にあったスキンケアのやり方を見つけましょう。
目次
男性もスキンケアが必要な時代
画像:三越伊勢丹
スキンケアをする男性が増えてきています。
むしろ、男性で肌の手入れをしていないという人の方が少数派なのでは?って思ったりするほどです。
今の時代、SNSで自分を魅せる機会が圧倒的に増えたので、見た目に対する興味・関心が若い世代を中心に高まっていることが背景としてありますね。
真面目に言うとそんな感じですが、とりあえず、男性も肌綺麗にすると、人生の幸福度が上がると思うので、適切なスキンケアを取り入れましょうっていうことです。
特にアラサー以降の男性は、美意識が全体的に低いので、意識から変えて行く必要があります。
メンズスキンケアの基礎知識
男性向けのスキンケア本です。珍しいですよね。
皮膚科専門医の方が著者で、こちらの本を参考に本記事を纏めておりますのでご参考ください。
肌の仕組み
肌は、表皮、真皮、皮下組織の3つの構造から成り立っています。
一番表面にある「表皮」の外側にあるのが「角層」で、外からの刺激や乾燥を防いでくれる「バリア機能」の役割を担っています。
このバリア機能が、十分に働かないと肌トラブルに繋がります。
この肌の仕組みを知らないで、間違ったスキンケアをやって、肌へのダメージに繋がっている人が多くいます。
肌の大切な機能①「バリア機能」が弱ると
私たちの肌を守ってくれるバリア機能ですが、敏感肌やアトピーの人はバリア機能が低下している状態です。
バリア機能が低下する要因に対して、すぐに処置できるものがあります。
それは、「正しいスキンケア」と「紫外線」から肌を守る対策をすることです。
詳細は改めますが、まずは、自分の肌を「赤ちゃんの肌」だと思って扱うと自然と肌への摩擦を減らすことができます。
肌の大切な機能②「ターンオーバー」って何?
ターンオーバーとは、肌の3つの構造の一番表面にある「表皮」で新陳代謝が行われることです。
正常なターンオーバーは、1ヶ月サイクルで綺麗な肌が作られます。
逆に、ターンオーバーが乱れると、角層が分厚くなって、くすんだり毛穴が詰まったり肌トラブルに繋がります。
ターンオーバーは、生活習慣に大きく関わるので、肌の状態があなたの生活態度を表していると言えます。
自分の肌質を知る
上記の図ですが、自分が「朝起きた時の肌の状態」がどんな感じかで当てはめてみると良いです。
なぜ、自分の肌を知った方が良いかと言うと、男性の化粧品は「すっきり感」を体感してもらうために「アルカリ性」に働く傾向が多いです。
肌は弱酸性の状態が理想なので、肌が弱い人にとっては、アルカリ性だと刺激が強く肌トラブルに繋がります。
そのため、自分の肌の状態を知り、スキンケアの基礎知識を身につけ、自分に合ったスキンケアのやり方を習得する必要があります。
きちんと対処すれば、肌トラブルに悩まない日々を味わうことができるでしょう。
フェイスケアの基礎知識
毛穴が広がる原因
男性は、女性に比べて皮脂の量が多いのにも関わらず、放置しているダ・メンズが多い。
男性こそ、皮脂を綺麗にしなければいけないのに、、。
皮脂は時間が経つと、酸化して、最終的に黒っぽくなります。それが黒ずみ毛穴状態。。
そして、紫外線やタバコは肌に悪くて、毛穴が広がる要因になるので、今すぐ避けたいものです。
じゃあどうすれば良いのかというと、基本に忠実です。正しいやり方のスキンケアをすることです。
スキンケアの方法
洗顔料、化粧水、乳液(クリーム)はマストアイテムで、この一連の工程は必須です。
洗顔は、必ず、泡立ててやることがめちゃくちゃ重要です。(泡立てないメンズが多いと思いますが、、)
泡立てることで、肌への摩擦を減らせるのでバリア機能へのダメージも少なくすることができます。
化粧水は、水分を与えて保湿できているから、満足と思っている人多いのではないでしょうか?
化粧水だけだと、返って水分が蒸発して、乾燥になります。
化粧水は、あくまでもその後の乳液やクリームを浸透させるための手段として認識しましょう。
頭皮ケアの基礎知識
髪の洗い方
髪の毛も肌と同じように繊細なので、摩擦をなるべく減らすことが重要です。
そのためには、「シャンプーする前のぬるま湯の予洗い」と「シャンプーを泡立てること」が重要なポイントです。
実は、予洗いだけでも汚れ十分に落ちるし、髪同士の摩擦を減らすことができます。
また、シャンプーを泡立てることで界面活性剤を減らすことができるので、頭皮への負担を減らすことができます。
あと、トリートメントは、頭皮にはつけないように注意すれば良しです!
うす毛の原因
通常の髪の成長期のサイクルは、2〜6年です。
しかし、AGA(男性型脱毛症)の場合は、髪が太く成長する前の1年足らずです。
原因は、男性ホルモンです。
家族や親戚に髪の毛が薄い人がいると自分も薄くなる確率が上がります。
思春期以降から徐々に進行していくので、早めに頭皮への知識とケアの仕方を学んでおきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
改めて、整理すると以下です。
・肌は3つの構造から成り立っていて、一番表面にある「表皮の角層」が外からの刺激や乾燥を防いでくれる「バリア機能」を有している
・バリア機能を低下させないためには、肌に負担をかけない洗顔や紫外線を避けることが大事
・自分の肌質を知ることで、自分にあったスキンケアのやり方を習得
・紫外線やタバコは毛穴に悪いので、今すぐに避けたいもの
・洗顔料、化粧水、乳液はマストアイテム
・化粧水は、乳液やクリームを浸透させるもので、化粧水だけだと返って乾燥してしまう恐れあり
・髪は肌と同じように摩擦をなるべく減らすように洗う
・AGA(脱毛)は男性ホルモンが原因
スキンケアは、毎日の積み重ねで、やるとやらないとでは、5年後、10年後に大きく結果が変わってきます。
毎日、鏡をみて自分の肌や頭皮の調子をみてPDCAを回して、見た目を向上して行きましょう。